研究テーマ掲示者インタビュー
匿名での研究テーマ掲示を経験して、感じたこととは?
今までの学会発表とは大きく異なるこの企画。研究テーマ掲示者として参加された3名に(第一回の中国地区編)、本事業実行委員の呉(株式会社union.a 編集者)がインタビューしました。
#3 Questions, #中国地区
あなたはどんな「不思議」を
追っていますか?
全国キャラバン3QUESTIONS
中国地区編
2024/04/14 フリーペーパー「ログノート」に記事掲載
2024/04/04 ほとんど0円大学に開催報告記事掲載
2023/03/10 開催報告特設サイト公開中
2023/03/06 無事終了!! 来場者のべ200人超え!
初日の会場の様子(動画)
2023/02/28 中国地方16もの組織から合計56件の応募でした!
2023/02/21 【締め切り延長】26日月正午までにお名前と
仮タイトルを申し込みすれば、本申請は28日水でOK!
2023/02/17 中国新聞に記事掲載
2023/02/09 パートナーに1社(マツダ株)がご参画!
2023/02/14 毎日新聞朝刊に記事掲載
2023/02/09 パートナーに2社(中電工、COMMONS)がご参画
2023/02/07 大学ジャーナルに記事掲載頂きました
2023/02/06 クラウドファインディグへのご支援20名突破
2023/01/29 各所にプレスリリースおよびビラ配布
2023/01/29 特設サイト公開
分野不問で、匿名制! 3つの質問に答えるだけの
研究ポスター発表大会、開催します
「研究テーマ」や「問い」の手前にある不思議や驚き、探究心 ‐‐‐WONDER
そのWONDERがぶつかり合って、融合と創造が生まれる対話の場
つい所属組織や専門名だけで研究内容を判断してしまう先入観を取り除き、
本音で意見交換するための数々の工夫をとりいれました。
「ひらめき」や「気づき」は、あなたが行動した結果としておとずれる
存在すら知らなかった語彙や視点、手法と遭遇し、
分野や組織を超えた研究者と出くわす場で
あなたの研究の可能性、広げませんか?
開催日時
2024年3月3日(日)-6日(水)
10:00 - 19:00
初日は12時から&最終日は18時まで
場 所
広島大学 東千田キャンパス
地域連携フロアSENDA LAB
★東千田キャンパス内におけるポスター会場へのアクセス
研究ポスター掲示形式
研究者としての核心や原点にある問い(テーマ)を「不思議」の形でお書きください。(300文字)
これからしたいことや、今抱える苦労や難点等、投げかけてみたい質問や、求めたいアドバイス、話し合いたいトピックを質問形式で。
(200文字)
研究テーマや関心事をよくあらわす1枚の写真を掲載。その下に最大47文字でタイトルと6つのハッシュタグ(3つは説明、3つはコラボ用)
①
わたしが追っている不思議
②
これまでやってきたこと、
やろうとしていること。
前例・類似研究にも軽く触れつつご自身の研究活動を記載。加えて、これからの目標やねらいどころ、攻め方についても。(300文字)
③
みなに問う!
スケジュール
2024年3月
3日
4月
5火
6水
正午
開場
11:00
Group
Session
[テーマA]
11:00
Group
Session
[テーマC]
14:00
Group
Session
[テーマB]
14:00
Group
Session
[テーマD]
14:00
Impression session
10:00
18:00 閉場
19:00
グループ・セッションとは?
掲示されたポスターから、関係するテーマを事務局が選出し、特定のテーマを定め、8名程度の様々な分野の研究者が集まって初対面で対話を楽しむ企画。期間中、4回の開催を予定。選出された研究者には、少なくとも二週間前には通知し、このサイトにも掲示します。
★ 最終日には「感想交流会」として、たまたま会場にいた参加者、スタッフ、そしてメディアの方を交えて、この企画の感想を言い合います。
中国地方の誇れる歴史について詳しく知りたい!
山陰地方は製造業の比率が低く、サービス業や農林水産業の比率が高い。今後、これはどうなる?
中国地方ならではの少子化、高齢化の特徴って?
中国地方に適した新産業の創出・育成は?
これからの教育、中国地方発の何かあるとしたら!?
山陰地方と山陽地方の差って、これからどうなるの?
市民から集めた中国地方の課題や欲望
これに研究者が応答する掲示板を設置
中国新聞社と協力し、中国地方ならではの課題や欲望を調査!それをポスターに掲示し、中国地方に属する参画研究者になんらかの応答を書いた付箋紙を書いていきます。
これらは、企画後に冊子としてまとめられ、各所に配布していきます。
会場には、心地よいBGMと、温かいドリンク(無料)をご用意
研究テーマ掲示 対象者
中国地区の大学、学術研究機関、高専に
所属する教員、研究者、大学院生、高専生
(掲載費無料)
掲載研究テーマ数
100件
(先着順)
企画 来場参加者
一般の方、企業、行政、メディア等
どなたでも来場可(無料)
研究テーマ掲示の締め切り
100名先着順、または2月26日(月)正午
★この締め切りまでにお名前と仮タイトルとダミーの内容で申請しておき、
28日水の夜までに修正して本申請頂ければOK(2024/02/21追記)
Special Audiences
下記の方々に、本企画に実際にご来場頂く、または、企画後に制作する今回の全テーマが載った雑誌を閲覧頂き、おもしろがってもらいます。
田所 昌幸
慶應大名誉教授
アステイオン編集長
柴藤亮介
アカデミスト株式会社代表
谷中修吾
ビジネスプロデューサー
BBT教授
飯島ツトム
コンセプター
ブランドデザイナー
竹下隆一郎
PIVOT執行役員
元村有希子
毎日新聞論説委員
徳重 剛
野村総研
コンサルタント
加藤秀樹
構想日本
代表
浅井雄一郎
浅井農園
代表取締役CEO
為末 大
スポーツコメンテーター、指導者
ウスビ・サコ
日本国際博覧会協会副会長
橋本麻里
甘橘山美術館開館
準備室室長
黛まどか
俳人
浜田敬子
ジャーナリスト
岩本 涼
茶道家
TeaRoom代表取締役CEO
フェリックス・メスナー
領事・領事館長
在大阪スイス領事館
林 千晶
FabCafe Tokyo Co-Founder、Q0 代表取締役
若林 恵
黒鳥社 コンテンツ・ディレクター
この企画の楽しみ方
研究テーマや、そこに貼られた付箋紙を見る。コラボハッシュタグにあなたの専門があれば、あなたが求められているということ!
「これ、いいコメント!」と感じた付箋紙に「いいねシール」を貼る。受付時に10枚配布
付箋紙を書く。付箋紙に対して、コメントするのもアリ。付箋紙には番号が書いてあり、後日、コンタクトをとることも可能
開催期間中に実施されるグループセッションに参加する(研究ポスター掲示者のみ)。そのセッションを拝聴するのはどなたでも可
Headline Partner
Topic Partner
Pure Partner
Food Partner
Media Partner
PR Partner
Region Partner
上記の企業のように、
全国のアカデミア掘り起こしプロジェクトにご共感を頂き、
ぜひともパートナー(協賛)の申し込み方法やその特典を知りたい企業、
または、個人としてご寄付を検討いただける方は、
本サイト下部の「FAQ」を御覧ください
主 催
公益財団法人 国際高等研究所
共 催
広島大学(幹事校)、岡山大学、島根大学オープンイノベーション推進本部、
鳥取大学、山口大学
*共催は随時受付中。「我が大学も共催に!」という中国地方の学術組織の方は、下記、お問い合わせよりご連絡ください。一緒にこの事業を盛り上げませんか!
公益財団法人日本学術協力財団「原田弘二基金」
協 力
後 援
日本経済新聞 イベント・企画ユニット
FAQ
どのような研究者が参画することを想定していますか?
以下のような研究者にぜひ!
・ 自身の研究テーマについて多角的かつ本質的な意見がほしい
・ まだ見ぬ出会いにワクワクし、思いもよらなかった新しい発見を求めたい
・ このような企画に集う研究者らのコミュニティに参加しておきたい
・ 自分の研究テーマが冊子に掲載されることで少しでも業績化させたいし大勢に伝えたい
・ 本企画に訪れる企業と共同研究につながれたらいい
・ 地元の課題に少しでも応答してみたい
研究テーマ掲示者はずっと会場にいなきゃいけないのですか?
違います。4日間の開催期間中、いつでも都合のよいときにお立ち寄りくだされば結構です。
なお、中2日にグループセッションを実施します。2週間前には、「・・・というテーマでグループセッションに参加いただけませんか?」と案内するので、都合が付けば、そのときぜひご来場いただきたいです。
研究者は、集まりそうですか?
地区には多くの大学、研究機関があります。このようなエッジーな取り組みに共感する研究者は必ずいます。それに、今回は広く広報をすることもそうですが、各大学のURAの方々の「推し研究者」を集めることにこだわっています。つまり、このポスター大会に参加する研究者は、オープンマインドでフットワークの軽いエッジーな研究者と、誰かの「推し」研究者から構成されるというわけです。これだけで、かなりワクワクしませんか?
すごく面白いのはわかるけど、研究推進に対して
直接的メリットがないこの企画に、本当に集まる?
たしかにこのような特色ある企画に参加するような研究者は、それほど多くないかもしれません。しかし、想像してほしいのです。例えば、この企画を継続していった10年後の未来を!
この研究ポスター発表大会に、「自分の研究テーマをいろんな分野の人からコメントもらってもっともっと磨きたい!」「自分の学術活動を多種多様な人に聞いてもらって、どこまで響くか試してみたい!」という様々な組織の様々な分野の研究者から、数百、数千人単位で応募がある! もはやそれを選別しないと会場に収まらない!
もし我が国の学術界がそうであれたなら、決して行政は今日のような(大学に対しての)対応ではないでしょうし、企業も決して無視できないと思うのです。その未来のために、本事業を実行するのです。もしご共感いただけたのであれば、その理想を実現するために共にがんばりませんか? 研究テーマの掲示、または、企画の広報にご協力頂ければほんとうに嬉しいです。この未来にむけて一緒にがんばれる仲間を増やしたいです。
今回は中国地区開催で、今後、全国をまわるってことですか?
はい。全国を9の地区にわけ(北海道、東北、北信越、関東、東海、関西、中国、四国、九州・沖縄)、約2年かけて全地区で開催する計画です。各地区で実施後に全テーマを掲載した雑誌を発行するので、2年後には9冊となり、全国版「研究者カタログ」ができるということになります。その雑誌は、企業や、行政や、メディアに広く展開させようと思っています。
これをお読みの、全国の大学組織の方(特にURAの方)、一緒にこの全国規模の事業、もりあげませんか? 「我が地区でやるときは、ぜひ関わりたい!」と手を挙げていただけること、大いに期待しております!
そんな壮大なプロジェクト、ねらいは何ですか?
長くなりますが、聞いていただけますでしょうか。
今、大学なのに「学問」がしづらくなってる現状にあると思っています。KPI、ガバナンス強化、ランキング、競争力・・・ 社会の中の大学としてそれもまた大事ではありますが、他方で今、どの大学(人)も短期的な成果創出のプレッシャーと対峙しつつ、学問本来の営みの保持に四苦八苦してるのではないでしょうか。
論文はどれだけ書いたかじゃなく何を書いたかが本質。それに、論文だけが学問の成果ではない。論文以外の活動(産学・地域連携等)もまた学問として重要であり、今役に立つ研究もさることながら、「そもそも”役立つ”とは何か?」を考えるのが学問の仕事。それがないと、社会全体が単線的になりがちでありで、今、まさにそうなっていませんでしょうか? これは多様性と逆行状態です。
そうしてこの10年来で明らかになったのは、今日的な利益誘導的政策では、大学が企業体に近づくだけで、大学(学問)の色合いが薄まり、全体的な大学(学問)の魅力がますます低下してしまったことじゃないかと思うんです。
このままでは、どんどん我が国の学術の土壌は枯渇し、先細りの未来しかなくなるってしまう。正直いって、今日、学問の灯火を単独の大学で守るのは難しい。全国規模で大学機関が協力してこの学問の土壌づくり、すなわち「人づくり」に注力することはできないだろうか? きっと今、本物の研究者(学者)ほど表にでてこない。そういう研究者にアクセスし、「そのままでいいんだよ」と応援し、かつ世間に見える化していきたい。それがこの事業の動機になります。
ぜひ我が社としても個人としても応援したい。
スポンサーは受け付けていますか?
はい! 企業、法人としての協賛はお問い合わせよりご相談ください。協賛いただけるパートナー体系が各種あります。また、個人のかたは、同時に開催しているクラウドファンディングをご利用ください。得られた資金は、すべて本事業に関係することに使用します(公益財団法人にて利益を出すことが目的ではありません)
この事業、より潤沢に資金があれば、参加する研究者への交通費補助などもできるようになりますし、スタッフにもお礼を払えるようになるのは(現在はボランティア)、ほんとうに嬉しいです! 何卒、よろしくお願い申し上げます!
「匿名制」での研究ポスター発表大会、全国9地区で開催す!
学術系クラウドファンディングアカデミスト社での支援ページへは画像をクリック
こういう事業をやろうとする国際高等研究所とは?
「人類の未来と幸福のために、何を研究すべきかを研究する」ことを基本理念に、地球社会が直面する困難にどのように対処するのか、そして21世紀にあるべき文化・科学・技術はどのような姿なのか、これらの諸課題に対する根源的な活動を行う関西文化学術研究都市(けいはんな)にある研究機関(所長:松本紘・元理研理事長、京大総長)です。
本事業は、 「持続可能でレジリエントな社会実現に向けた学際共創の方法の開発と実践研究」プロジェクト(代表: 有本建男チーフリサーチフェロー、JST参与・GRIPS客員教授。副代表兼実行責任者:宮野公樹客員研究員、京都大学准教授)の活動として実施しているものです。本事業のような組織を超えて連携する学術のボトムアップな取り組みは、公益財団法人としてふさわしいと考えています。
なお、本事業は京都大学学際融合教育研究推進センター「100人論文」の形式を参考にしており、本サイトの写真は、宮野客員研究員・京大准教授個人からの提供であること、申し添えます。
研究テーマ掲示者とコンタクトとれますか?
もちろんです。企画後、本サイトに「研究者とコンタクトをとる」ボタンを掲載します。そこをクリックすると、研究テーマ申請時、または受付時に配布された「番号」を入力し、「・・・番の方と連絡をとりたい」とフォームにて入力。先方の許可が得られた後、先方のメアドがあなたに伝わる、というシステムです。
研究テーマの機密保持は?
盗まれて困るようなテーマは提出しないようお願い申し上げます。なお、本企画の主旨は、自分の考えを公開し広くフィードバックをもらうことで、内容を磨き、より優れたものにすることにあります。
Can I apply for my research topic in English?
Applications in English are acceptable. But we are very sorry that the detailed explanation on this website is only in Japanese.